2012年2月25日土曜日

鏡師の"手の技"



GUCCIが未来に引き継ぎたい日本の手仕事を紹介するオフィシャルブログ「HAND」をスタート。

第1回目はグッチ90周年を記念し、京都とフィレンツェの職人技をテーマに伝統工芸を展示した「時の贈りもの」展へ鏡を出展した鏡師、山本晃久さんの工房です。
聞き慣れない鏡師という職業。この手仕事を継承するのは山本さんの工房しかないそう。

ここで作られるのは主に、神社の御霊代鏡や御神宝鏡。通常のガラスではなく銅を使った伝統的な和鏡。

山本さんが作る鏡の中には、「魔鏡」と呼ばれる、江戸時代に隠れキリシタンの間で崇拝された鏡も。この「魔境」とよばれる鏡は、一見普通の鏡でありながら、鏡面に光を当てるとキリスト像など鏡の背面に描かれた分様が反射光として浮かび上がるというもの。

いままで知らなかった世界。輝く鏡面が生み出される職人の"手の技"は大変興味深い。